80.シロアリ対策参考となるHPがあります。どうも旧来のシロアリ対策はすべて間違っていたようです。一読をおすすめします。 http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/
81.コンクリートの耐久性RC構造体の耐用年数の理論値は、コンクリートの中性化が鉄筋まで進行する年数で一般に判断されます。中性化を防ぐには、鉄筋のかぶり厚を大きくする、水セメント比を小さくする等の方法があります。
82.シンプルデザイン洋服でもそうですが、丈夫でシンプルなものほど長持ちします。ユニクロや無印良品のような住宅があればそれが一番いいのではないでしょうか。日本の戦後小住宅(一般の住宅ではありません)やアメリカのケーススタディハウスはそれに近いニュアンスを持っています。
83.浴室の防水住宅の内部では浴室がもっとも傷みやすい部分です。年中水のかかる部分ですから防腐対策が当然必要となります。また、水蒸気の問題は深刻です。湿潤空気は外部が気密化していれば内部に向かって(水蒸気圧の低い方に)流れようとするので、浴室の隣の部屋が冷えていれば内部結露を生じます。そのため水蒸気を完全に遮断する防水が必要不可欠になります。
84.高断熱化高断熱化はライフサイクルコストを低減させます。 高断熱化すると、ワンルームに近い間取りにしても熱環境的な問題が生じないようになります。いいかえると間仕切りを省略した方が熱的に有利になります。間仕切りや内部建具を省略すれば当然コストダウンが計れます。
85.高気密化気密化されないとせっかく高断熱化しても熱はどんどん外に逃げていってしまいます。壁内の内部結露を生じないように高気密化することは、高断熱化に比べては遙かに大変です。
86.蓄熱RCの外断熱工法は蓄熱体として熱容量の大きいコンクリートを利用します。コンクリートブロックは寒冷地のローコスト住宅などで熱容量の欲しいときによく使われます。木造住宅でも、蓄熱はランニングコストの低減を図る上でこれからのテーマとなりそうです。
87.基礎断熱高断熱住宅の1階床部の断熱手法として、通常の床下を断熱する方法以外に、基礎の外側と土間コンクリートの下(外周部90cm程度)を断熱する方法があります。これは土の断熱性能を利用したものです。基礎断熱にすれば、土間コンクリートを蓄熱体として利用できるので、寒冷地では省エネになります。関東では断熱材のシロアリ対策や、基礎断熱用換気口の設置が必要になる場合があります。
88.床下暖房基礎断熱した建物は、床下を直接暖める方法が効果的です。灯油炊きのFFストーブで床下を暖房するとローコストな床暖房となります。
89.ダイレクトゲインもっと原始的な暖房手法としてはダイレクトゲインがあります。コンクリートのような熱容量の大きい材料を日射によってダイレクトに暖めるという方法です。こういったローテクな方法が実は一番優れていると思います。当然、夏は蓄熱体を暖めないように、簾や落葉植裁で日射を遮る事が必要です。小玉祐一郎さんの自邸が有名です。
90.設備に頼らない建築断熱のきいた庇のある通風の良い家はほんの少しの設備があれば生活に支障はありません。作るときも使うときも無駄なエネルギーを使わなければ、環境に対する負荷は小さくなり、同時にライフサイクルコストは低減されます。
91. ローテク設備設備機器を導入する際はできるだけ単純なものを選択するべきです。複雑なモノはすぐ技術が古くなってしまうし、故障も多い。OMソーラー
は明快な仕組みだと思いますが、いかんせんイニシャルコストが高すぎる。なんとかならないものでしょうか。
92.庇による日射の制御日本では夏は太陽高度が高く冬は低いので、適切な形状の庇を利用すると、夏は日射を制御し、冬は太陽のエネルギーを有効に活用することが出来ます。
93.LOW−EガラスLOW−Eガラスとは、複層ガラスの表面に特殊金属膜をコーティングしたもので、高い断熱性能を持ったガラスです。遮熱性能の高いLOW−Eガラスもあります。
94.ブリーズ ソレイユブリーズ ソレイユとは元来日除けの意味ですが、今日では日照調整の手段として建築化されたものを示します。竪型や横型のルーバーなどがこれに当たります。
95.簾、オーニング簾やオーニング(可動式のテント)を使えば、必要なときだけ日射を遮ることが出来ます。水まきすると涼しくなるのと同じで、ちょとしたことを面倒臭がらないと随分快適になるのです。
96.落葉樹の植裁家の南側に落葉の高木やつる植物を植えれば、夏期は葉が日射を遮り、冬期は日射を得る事が可能になります。この仕組みでは中間期の日射のコントロールが重要です。
97.南北通風昔の住宅では南北通風をとることは当たり前のことでした。建物に積極的に風を取り込み、かつ抜けるようにすれば必要以上に冷房を使う必要が無くなります。平面的にとれなければ、断面でとる工夫が必要です。
98.設備の高効率化冷蔵庫やエアコンの性能をみても明らかなように、近年の省エネ技術は著しく進歩しています。電気式のヒーターを使うくらいなら、エアコンを使う方が経済的です。
99.燃料電池太陽電池は現状では使い物になりません。だいぶ下がってきたとはいえ、価格が高すぎるのです。高い投資をしても回収するのに20年以上もかかる計算になります。燃料電池の実用化が待たれます。
100.再資源化耐用年数の長い高価な材料を使わずに、再利用可能な安価な材料を利用する方法があります。当然再生に使われるエネルギーと費用が小さい物でないと意味がありません。